４７都道府県完全制覇 その１０ 予算 誤算

三十六計逃げるに如かずって言葉があるんです、無理な時ゃ過去記事に逃げる
そんな訳で思い出話スタート！


1990年、ヤマハＤＴ５０で旅に出ました、休職にしてもらって。

十日目、９月１４日　晴れ。

１３日の夜は、もちろん何事も無く夜は更けて行きます。まあ、言うなれば動物園のオリみたいな、外から見通しの良いライダーハウスでなにかするわけもいかず、俺一人みょーにドキドキしてるだけ。俺は原付、彼女は４００、年下と見られたか？

んでもって朝です、彼女を見送り、いざバイク屋へ。
スプロケを変えてもらい、ようやく室蘭出発。一年後この街に住み、このバイク屋にまた世話になる事など夢にも思ってもみなかった。

R37で弁慶岬を目指す。長万部でR5に乗り、道道１９号を経てR299に乗る。


だが、トラブル発生。排気音がおかしい、「ブゥゥゥー」と変に響いたと思ったら、「ボボボォォォー」と轟音が鳴り響く。
あ？なんだ？どうした？路肩に止めエンジンチェック、っておい！マフラー付け根から折れてるじゃん！マジかよ・・・

とりあえず無視して岬まで向かうが、まあ通学途中の学生さんの冷たい視線ったらありゃしない、好きで音を立てているのではない、ゆるせ。
岬のそばでバイク屋を見つけたので駆け込み泣きつく。取り寄せまで２～３日かかるかもとの事、宿も紹介してもらいバイクを置いてとっとと宿へ向かう俺。連絡待ちだわ、こりゃ。

引き続き１１日目　９月１５日　雨。

昼まで寝ちゃいました、すげーのんびりと過ごしている。飯食ってバイク屋に行く。あ、マフラー転がってる。

（ちなみに撮影は１６日です）

高くつくなぁ・・・とため息つきながらマフラーを眺めているとバイク屋のおやじさんが「５０で来たやつは初めてだ」と笑っていた。ありがたいお言葉だ。
夕方には替えのマフラーが届くので明日は動ける、晴れらしいから思いっきり走ろう、うん。

宿に戻る途中おもちゃ屋を発見したので覗いて見るが、モデルガン無し。まあ、こんなもんか。

布団で寝るってすばらしい。

４日合わせた走行距離　１７６ｋｍ　札幌は遠い・・・


いかがでしたでしょうか？この時の布団の暖かみは最高でした、今でもバイク屋も宿も健在であって欲しい。

コメント 6

pちゃんのこのテーマを見るたびに、昔の写真をとっておけばよかったなぁと想うこの頃です。
Pちゃんとブロ友になったのはいつ頃だったっけ？？
by PBR (2025-02-08 21:44) 

「動物園のオリみたいなライダーハウス」で不安な夜を過ごした筆者の孤独感、「学生さんの冷たい視線」が、旅の困難さを浮き彫りにしています。
しかし、バイク屋のおやじさんの「50ccで来たやつは初めてだ」という言葉には、筆者に対する温かい理解と励ましを感じさせるものがあります。
by いっぷく (2025-02-08 22:43) 

ああ、女性ライダーと2人きりだった話の続きね。(笑)
バイクで一人旅なんて男性だから出来たんだよねと思っていたけど、女性もやるんだね。
by 親知らず (2025-02-09 00:15) 

ますますネタ不足を感じます^^;
by HOTCOOL (2025-02-09 06:43) 

PBRさん
このブログ始まって間も無い頃父上がコメント入れてくれたから１５年前くらい？

いっぷくさん
そうバイク屋のセリフでどれだけ元気付けられたかo(^▽^)o

親知らずさん
結構居たよ女性の一人旅

HOTCOOLさん
不足と言うかf^_^;


by pn (2025-02-09 12:43) 

好きだな
このシリーズ。
by 八犬伝 (2025-02-09 17:41)