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東西南北隅に立て!その51 伝説 [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月10日 晴れ。

何事も気にしなければいいのである。

そして朝、おーーーもいっきり晴れていた。顔を洗い、しばし陽に当たる。

暑い。
ジャージをバッグに詰め込み出発。

何故か知らんが楊貴妃の墓。
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伝説って面白いね。

R191に戻り下関を目指す。
彦島に寄って高杉新作の像を見ようと思っていたがやめ、九州を眺めながらR2に乗る。
そして2年前の屈辱を果たすべく関門トンネルを通る。

そして九州上陸、R3に乗り思い出の中を走る。R199に出て若松で県道に乗るがなんかエンジンの調子が悪い。
俺の調子も悪い。

で、芦屋あたりでビジネスホテルに久々に泊まる事にする。

8日ぶりの風呂、言葉にならないくらい気持ち良いのだが素泊まり¥4500でタオル無しってーのは高くないかい?



東西南北隅に立て!その50 秋吉台 [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月9日 晴れ。

スーパートラップ(って名前のマフラーだっけか?)の音で目を覚ます。昨日の夕方ちょいと離れた所にもう一人やってきた。そいつは出発、俺は寝直す。

AM7:30に起き、ボォーっとする、昨日の夜から寒いんだよ。
ジャージを引っ張り出し着込んで出発。

R9を走る、ひた走る。途中顔を洗う、うおー、三日ぶりだぁー!風呂入りてぇ~。と心の中で叫ぶ。
益田でR191に乗り換え萩へ。
ちょろっと回ったけど、いい所だね。

R262で秋吉台へと向う途中、奇兵隊の本陣?なる所を見つけたので見学。
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高杉晋作好きです。

んで秋吉台。
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迷子になったので秋芳洞には間に合わず。

一人わめきながら走る、喉が痛くなるほど叫ぶ。

R191に戻り青海島のキャンプ場に行くがやっていたので入るのやめてR191を進む。
油谷町の大浜にあったのでそこの駐車場の売店の軒下にテント設営。

犬とハエと蚊、カップルに波の音と最悪の状況の中、山口の夜は深けるのであった。








東西南北隅に立て!その49 出雲大社 [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月8日 曇時々晴れ。

風が強い。
なんとなく分ってきた気がする、空を少しは読める。

多分県道で松江へ出る。遠くに城(松江城?)を眺めながらR431で宍道湖沿いを気持ちよく走る。

そして出雲大社。
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この写真を撮った後、新婚さんかね?旦那が嬉しそうに俺に「写真撮ってもらえます?」と言ってきた。
もちろん撮ってあげましたが、嫁さん、ムスっとしてた。旦那だけ盛り上がっていたのか?

さあ見学。
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さすが縁結びの神、右を向いても左を見てもカップルカップルカップル。一人で来る所ではない。

不愉快な気持ちで出る。
日御碕を見に行こうかと思ったがやめてR9で大田目指す、が旧道を走っているはずが三瓶山に向っていた。海に出たかったのに・・・

おっかねー道を走り切りなんとかR9に戻り温泉津キャンプ場に入る。
やってないからまた勝手にテント張る。
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明日は晴れたらここで風呂入ろう。今日は寒かった、少し頭も痛い。
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明日はまた雨かな?




東西南北隅に立て!その48 運がいいとか悪いとか [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月7日 雨。

またAM5:00頃目を覚ます。最近こればっかの気がする。
意地で寝なおす。

AM6:00頃、祭囃子?で目を覚ます。
意地で寝る。

AM8:00頃、ポツポツとテントに当たる雨音とブイィィィンとエンジン音で目が覚める。

雨か・・・まあいいか。

で、外を覗いてみるとキャンプ場を草刈している。駐車場にテント張っておいて良かった。

砕いたチキンラーメンをつまみまがら飢えを凌ぐ。
雨は降ったり止んだり。
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動く気無し。

九州が梅雨に入ったって聞いたが、この先大丈夫かな?
などと思いながら、そういえばキャンプ場の入口に商店あったな?なんか買いに行こう。

「すいませーん」

・・・・

「すいませーーーん」

奥の方からおばあちゃん登場、アンパンを買ってテントに戻る。

さあ夕飯、アンパンを開けてよく見るとカビが・・・仕方ないので食べる。

空を見上げ「明日も雨かな・・・」と一人つぶやく。
まあ、止まなかったらそれはそれでいーか。

と心の中でぶつくさ言いながら1日が終わって行くのであった。









東西南北隅に立て!その47 毎日が日曜日 [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月6日 晴れ時々曇。

雨は降らなかったが夜露がひどい。
テントを乾かしいざ出発。

R9を坦々と走る。
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いい道だ。

久しぶりに室蘭で世話になった工場の横浜本社に電話をしたら「今日は土曜だから休みだぞ」とM氏に言われる。「毎日が日曜だから曜日の感覚無いんだろ?」その通りです、ハイ。

R432に乗り換え風土記の丘を目指す。
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日本最古の神社との事。

八束町の水門を通過しR431に出て島根半島を回る。
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県道に乗り小浜キャンプ場にてテント設営。もちろん勝手に張ってます。
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多分キャンプ場の手前だと思う。

今回も駐車場に張る。カップルはいないが人がポツンポツンといる。散歩かな?

明日は晴れたら風呂入りたいな。


東西南北隅に立て!その46 雨の鳥取砂丘 [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月5日 曇時々晴れ一時雨。

雨は降らなかったのだが蚊に悩まされた。
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6:30起床、晴れている。トイレに向うと昨日の夜に来ていた浜ナンのSDRがもう出発しようとしていた。
少し話て見送る。彼も北へ向っているとの事、俺だけか?南へ走っているのは。
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R178に戻り走っていると雨が。
けどすぐ止んだ。

天気予報は大丈夫そうなので一気に鳥取を目指す。
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砂丘である。
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が、雨が降る事1時間。見学ではなく雨宿りになってしまった。

R9を坦々と走り石脇キャンプ場を見つける、が、カップルがベスポジを占領しているのでベンチにてしばし休憩。
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居なくなったのでテント設営したとたん雨が降ってきた。

またテント連泊か?




東西南北隅に立て!その45 一応天橋立 [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月4日 曇時々晴れ。

昨日の夕方に広島ナンバーのトレール車が隣にテントを張った。俺がいるからここで張っても大丈夫と思ったらしい。
きしめんをゴチになりいろいろと話し込む。
まだ若いな。
やたら元気だし。そう思いながら寝るのであった。

朝、「海外で会えたらいーね」と言う事で「また」「気を付けて」のお決まりの台詞で別れる。
R27を俺は西、彼は東に走り出す。

東舞鶴で洗濯をすることにした。前回同様コインランドリーは健在、思い出の波止場を見てから再出発。

R175を経てR178で天橋立を見に行くもさすが有名スポット、人だらけなのでやめた。
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せめて入り口を。

そのまま丹後半島を北上、経ヶ岬灯台を見学。
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結構歩きます。
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夜からか明日は雨かも知れないが琴引浜にてテント設営、例によって勝手に張ってます。

さあどうなる?一人盛り上がるのであった。


東西南北隅に立て!その44 春、過ぎる [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月3日 晴れ。

イカ釣り漁船かな?こうこうとライトアップ&ごう音。フナムシがうようよ現れるし。
気になって眠れない。
蝶々飛び交い地蜂が穴を掘る。アリとフナムシが駆けずり回る、ああ自然なのね。

朝はカラスがテントの側で鳴きやがる、ああ、暑苦しい。

春を感じる事無く夏が来たか?南下してるんだから当たり前か?などと思いながらテントをたたむ。

R305を南下、敦賀に向う。
有料道路を避けR8に乗りそのまま琵琶湖へと。
月出峠は眺めが良い。
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多分琵琶湖(笑)。
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何処だか分らない(笑)。

R161で敦賀に戻り気比の松原を見ながらしばし休憩(なぜか写真無し)。
敦賀半島をサクっと回りR27に出る。
松原でキャンプ場を探すが見つからず結局R27で小浜に向う。
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小浜を通り越し高浜町で和田キャンプ場を見つけるが松林の中はなんとなく気が引けたので駐車場に勝手にテント設営。

夕方の海辺ってーのはカップルばっかね。



東西南北隅に立て!その43 永平寺 [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月2日 晴れ。

もー泣きたいくらいスカっとした良い天気である、日差しが暑い。
チェックアウト時にホテルのおばちゃんとの何気ない会話がいいね。

「気をつけてね」の言葉をもらい出発。目指すは日本最古の天守閣、丸岡城。
おばちゃんに聞いた道を走っているつもりだったがなんとなく迷子。なんとか到着。
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サクッと見学。
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内陸に入ってるのでそのまま永平寺へと向うのだが選挙カーのおかげ?で渋滞。なんとかR364に乗る。

¥400払って拝観なのだが写真禁止。寺を撮っちゃいけないって訳ではないのだが修行中の坊さんは撮らないで、との事。素直にカメラをしまう。

で、その修行中の坊さんが案内しながら色々説明してくれているのだがジジババがお構い無しに写真撮りまくり。フラッシュ炊かれる度に注意する坊さん・・・

小樽の裕次郎記念館でも感じたが何故撮るよ?撮影禁止だぞ。撮らないでくれって言ってるんだから坊さんにカメラ向けるなよ。

やや不愉快になりながら見学終了、表で一服して出発。
R364→R416で福井市街に入る。牛丼屋を探すも見つからず、そのままふらふらと海沿いまで行く。
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R305に出たので南下、越前あたりで潰れた?キャンプ場を見つけたのでさっさとテント設営。

しばし海を眺める。
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たまには自分も写りたいので一生懸命セルフタイマー。
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テントの中。
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食パンとポッカMコーヒーが主食です(笑)。

溶けたチョコをパンに塗りながら、夕日がきれいそうだな。とふと思う。

さあ、お楽しみタイム。
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綺麗だね。








東西南北隅に立て!その42 泣くな弁慶男じゃないか [再投稿]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月1日 晴れ一時曇。

高速のそばっつーのはよぉ、うるさすぎなんだよぉ。
ろくに眠れず朝靄を1枚。
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そして二度寝する。

本日の目的地は勧進帳の舞台、安宅の関。
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加賀に入り小京都はどこだ?と彷徨う。絵葉書求め彷徨う。
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ここどこ?

結局塩屋で絵葉書を出し、小京都を諦め東尋坊へ向う。
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東尋坊?なんで景色が無い?何処の写真だ、これ?

三国の浜でテント張ろうかな?と考えながらカレーパンをかじる。
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ふと宿に入りたくなり金津町のビジネスホテルにチェックイン。

そろそろ衣替えだ。