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60までなんですよ [僕の細道]

皆さん、と言ってもほぼ誰も来ないこのブログ(笑)、あけましておめでとうございます。

さて、再投稿で進んでいる「東西南北隅に立て!」ですが、本編は60までなんですよこっちのブログでは。
以前凶状持ちさんがインポートの話をしていましたが、HTMLで書いて無いので多分出来ない。

するってーと記事をコピーして写真もコピーしてこちらに移さないとダメなのかな?




めんどくせー!




ですがこっちで改めて全編通して連載終了出来るので頑張るか。

そんな訳で今年も宜しくお願い致します。






裏・47都道府県完全制覇 最終回 エピローグはプロローグ [僕の細道]

そして47都道府県を完全制覇し、関東へと戻ります。

最後の庁舎、高知県庁を押さえ陸走ではなくフェリーで東京へ。
本編ではめんどくさかったのでカットした自分の写真。
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船の中でお友達になった人に撮ってもらった。ゴキゲンで写ってます(笑)。

フェリーから見た、と言うか見えたはずなんだが。
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伊豆七島、これはもしかして海だけかな?

これは
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大島です。

で、東京に着きそのまま竹芝ふ頭に行って大島へ。
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まだ朝の4時くらいだからおばあちゃんちに行く訳に行かないので大島を久しぶりにウロウロと。
ちゃんとDT50が写っているんですが、ほぼ見えない(笑)。

でもって、教習合宿を終え、今度こその帰宅。
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元町・・・岡田か?どっちの港だろう(汗)大島出る前のワンショット。
これが本当の1周目の終わりの写真です。

そして「東西南北隅に立て!」に続きます。



裏・47都道府県完全制覇 その4 走れ! [僕の細道]

北海道を出るとさぼっていた県庁巡りのリスタート。

北海道の景色を満喫した後なので周りの景色は気にならない(笑)のでただひたすらに走ります。
ほぼ看板しか撮っていないので未公開ショットの少ない事少ない事。

長野県庁の看板が見つからないので
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抑えで撮っといたんだけど、この後看板発見。

これも抑えの写真だな
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山梨県庁。

これは和歌山の抑え写真なんだけど
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文化会館なのでNG(笑)

これは大阪府庁の看板なんだけど
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何故か分からんが玄関の光源を遮ろうとしてます。
で、一眼レフじゃないからファインダーではちゃんと玄関を指で隠してるんですが実際の写真はこれ。
今ならパララックスって分かりますが当時はファインダーに見える所が写ってると思ってた。

岡山県庁の抑え
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どちらかと言うとこれを本編に使った方が良かった気もする(笑)

旅は続きます




裏・47都道府県完全制覇 その3 北の楽園 [僕の細道]

やたら長い道草だった北海道編、楽しかったよなぁ。

バイク乗りにとって北海道ってーのはある意味聖地、そこを心置きなく走れたのはホント財産になりましたね。
まあ、結局次の年も行っちゃったんですが(笑)

そして人生を大きく変えたサロマ湖畔の旅人の宿。
なにより人生初の
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松茸!自分で採れなかったのが悔やまれる。

知床横断だな
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旅は続きます



裏・47都道府県完全制覇 その2 放浪 [僕の細道]

どんどん寄り道が増えて行く中、やっぱ寝床の確保が一番の問題なんですよ。
節約しないといけないのは分かりますが初めて尽くしのこの旅、たまには良いだろとホテルにも泊まりました。
一人でホテルって妙に贅沢でウキウキなんですが
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ホテル内にあったポッカの自販機を撮ってますねやっぱ(笑)
ちなみにここは
釜石マリンホテルなんだけど、震災の影響はどうなったんだろうか?

そしてボツ写真が多かった龍泉洞。
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なーんとなく水って分かる(汗)

これは
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天井かな?

この後は雨が続いたんだっけかな?未公開ショットは無いですね。
で、北海道上陸。
本編でも分かる通り寄り道を満喫してますので載せていない写真が逆に少ないんじゃないかな?
と思ったら
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こんなのあった。
例の空気を呼んでくれないおにーさんが写ってますねー。今考えれば間宮林蔵像で上手くおにーさんを隠せば良かったか?

旅は続きます



裏・47都道府県完全制覇 その1 そして意地では無くなった [僕の細道]

リスタートを切る全国制覇の物語なんですが、書く事自体はそんな無い。

兎にも角にもスタート当初は風景なんて撮って無かった。
第一回目で書いてある通り意地でも全国制覇をしないと気が済まなかった訳で。

それでも3日目かな?福島を超えたあたりからもうどうでもいい(笑)
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この看板は今でも見れるのだろうか?

初の寄り道仙台では青葉城を見に行き観光。
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どうして本編でこの写真使わなかったんだろう?

北へ行くにつれ景色が変わっていくのがよく分かりましたね。東北って良いなぁって思いながら走ってました。
このころはまだ停まって撮るまではしてない。

撮る物は
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こんなの。ポッカコーヒーが好きだったのでポッカの販売機を見るとつい嬉しくて(笑)

あとは
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ここらへんを走っていたんだよ的写真ですね。

徐々に観光も考え始め
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鳴子峡行った時に見つけた看板。

4のみんなのためになるかどうか、で、俺は俺のために走りますよ。と心の中で返事をしました。

旅は続きます



1周目終了 [僕の細道]

そんな訳で若かりし日のpちゃんは全国制覇を果たしました。
今でも目を瞑ればいろんなシーンが浮かびます。この浮かんだシーンを写真に出来る装置があればなぁ。

記憶の中での景色って、まさにその一瞬の記憶なんですよ。
印象深いのは北海道の屈斜路湖だったか?(←覚えてないじゃん 笑)峠を上りきった所で眼下に広がる湖。その一瞬の感動ってーのはUターンして写真撮ってみても、展望台で撮っても味わえない。

当時は防水のカメラではないので雨の日だとほとんど写真撮ってないし。雨中の山間なんて幻想的だよ。
まあ今考えれば傘さして撮れば良かったんだが(笑)

で、ですね、せっかく容量が増えたのでこのまま2周目の記事も何ですから1周目の未公開フォトを不定期で連載しようかなと。

1粒で二度おいしい企画[るんるん]
なんだが、もう12月なので新規に記事を書く事が出来るのだろうか?

いろんな意味でこうご期待!


すべてはここから始まった [僕の細道]

2009年10月8日、ひっそりとスタートした当ブログ。

NTTのコールセンターのおねーさんに腹を立てNTT光を解約しKDDIに乗り換えた時、ソネットにしました。

で、まずホームページをカミさんに設定してもらいました。PCのおまけのホームページビルダーなのでイマイチですが作品発表の場が出来て嬉しかったです。

HPにはメール設定しなかったので反応とか感想が分からない。それを知ってか知らずかカミさんがソネフォトとブログ設定してくれました。

ソネフォトやってる人は結構ブログもやっていたので徐々にブログの方も見に行くようになり今に至ります。
見に行った記事のコメントからその方のブログにお邪魔もしました。

たった3行の記事から始まった皆さんのと出会い、俺にとっては奇跡であり宝物です。
この記事で1000なので旧みどり工房ブログは今度こそ終わりです。
新ブログの方、これからも宜しくお願い致します。

それでは最後に「言われるがままに」を読んで頂き終了したいと思います。

http://midorikoubou.blog.so-net.ne.jp/2009-10-08


1000記事までのお付き合い、ありがとうございました!







ブローバック! [僕の細道]

忘れてましたよ究極の読者ぶっちぎりの置き去り企画。
その名もシリーズ「ブローバック!」

かるーく見流して下さい(笑)。


その1
記事ネタも尽きかけてきているので日本2周目以外の不定期連載を考えました。
記憶があいまいですがモデルガンブローバックのお話しです。

そんな訳で誰もついて来れないモデルガンネタのスタートです(笑)。

MGブローバックがこの世に生まれて40うん年、それまでは発火のみのオートマチックタイプモデルガンでしたがリアルアクションを身にまとい新しい時代を切り開いて行きました。

実銃のブローバック同様に作用反作用が原理ですがモデルガンは弾丸発射できません。飛んでゆく弾丸と空薬莢と言う訳にはいきませんのでどこでそのエネルギーを生じさせるかがカギです。

最初はステージガン用として開発されたMGCのMGブローバックが有名ですが国本氏率いるWAのアイデアもありました。

銃身にデトネーターを固定してカート内径とタイトフィットさせ、爆発のエネルギーを使うMGブローバック。
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オープンカート。

チェンバーとカートをタイトにし、爆発エネルギーを使うWA案。
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作動の安定性でMGブローバックが勝っていたので映画デビューした、と思う(あいまいな記憶)。
そしてモデルガンに転用され、晴れてブローバックモデルガンが誕生しました、たしか昭和42年ごろ。

最初は長物だったかな?MGCシュマイザーとかステンとか。ハンドガンはなんだったけ?記憶無し。
このころは規制も無く、使用火薬も紙火薬、スタート用雷管なんてのも簡単に手に入った時代。

だいたい紙火薬3粒とか使って安定作動を得られていたそうです。
そして法規制によりハンドガンタイプの黒い金属モデルガンは消えます。

時代はプラ製モデルガンの時代になり、キャップ火薬の登場によりMGブローバックは完成度を高める。
紙火薬だと燃えカスがすぐたまってしまい連射に影響が出るがキャップだと燃えカスはほぼ0。

だがどうしても頻繁にクリーニングしないと回転性能が維持できない。
パワーロスも多いMGブローバックを越えるシステムが開発される、閉鎖系ブローバックの誕生。
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カプセルカート。
要するに小さなエンジンと思ってください。

各社の開発ストーリー(って程ではないが)は次の機会と言う事で。

夕飯。
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ラジオでやってた「あぶらみそ」ってーのをまねしたつもり。
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その2
前回、分らなかったという意見が多すぎたので各社の説明に入る前にもう1度作動説明?します。
それでもいまいち(と言うか全然?)分らないと思いますが突き進みます。

実銃と違いどこで作用反作用を起こすかと言うとカートリッジの中(でいいのかな)です。
バレルに固定されたデトネーターとカートリッジで行います。

チェンバーに送り込まれたカートリッジをハンマーの打撃力で前進させ発火させる。
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カート内径とデトネーターは0.05mmくらいのクリアランス(だったけかなー)なので発火ガスは逃げ場を求め膨らみます。そこでデトネーターとカートで作用反作用が生まれてデトネーターとカートが離れます。
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デトネーターがカートから抜けて、発火ガスと音が外に出る。
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うまく説明できないなぁ[たらーっ(汗)]

オープンカート。
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キャップ火薬をセットするとこんな感じ。
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このカートリッジをマガジンに詰めます。
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これを銃本体に刺し込みセット完了。
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さあ、撃ってみましょう。


もうちょいクリーニングしとけばよかったか(笑)。
動画では分りづらいですが結構音はでかいんです、フラッシュもなかなかでしょ?
けどシビアなんすよ、作動を安定させるの。

試した事無いけどたぶん3マガジン目くらいで装てん不良起こすんじゃね?
そこでポコポコと気軽に撃てるようにと各社頑張るんですが、それは次の機会に。


その3
さあ!やって来ましたシリーズ「ブローバック!」。専門用語の説明はとりあえず置いといて(置いといちゃダメだろう)今回は業界元トップのMGCのブローバックカートのご紹介。

MGCといえばMGブローバック、モデルガンブローバックの元祖。すべてはここから始まりました。
特許も取っていたんですが結構他社も平気で使っていた、裏ではちゃんと使用料払ってたのかな?

MGCのブローバックシステムはMGブローバックとCPシステムの2種。CPはキャップピストンの略。
MGブローバックのカートはその構造上空薬莢のようなスタイル、発火後のみを考えれば空薬莢スタイルの方がいいのだがフィーディングトラブルがたまに起こる。
パワーも絶妙で設計と設定が難しい(らしい)、そして手入れの問題。

マルシンの閉鎖系カート、プラグファイヤーカートリッジがほぼ完成の域に達していたのでそれを越えるMGC独自の閉鎖系カートの開発が進められ登場したのがCPシステム。最初はキャップ火薬の撃ちガラを使用してました。
後にOリング仕様のCP-HWへと変更される。

MGCブローバックカートリッジ。
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上から
デトネーター方式MGブローバック。
キャップ仕様CPブローバック。
CP-HWブローバック。

このほかにマルイ式のコピーのようなVP70専用のCPカートもありました。
それは持ってませんので写真無し(笑)。

そもそも閉鎖系開発のヒントはデトネーターの頭部をカートリッジに入れちまえ!って事らしい。
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上がデトネーター。もう使わないからさびてても気にしない(笑)。
下がCP-HWのピストン。使いまくってます。

閉鎖系カートの中ではピカイチの性能、音もデカイしパワーもある。完成されたシステムです。

が、セットが面倒です[たらーっ(汗)]

CPカートリッジの発火動画はなつかしのガバメントカスタムで。新しいの撮るのめんどくさい(笑)。




ブローバック対決はCPに軍配が上がると思いますがもうMGCは無く、カートシステムのみがKSC等で生き残っています。メーカーとして生き残ってるマルシンの勝ち、なんでしょうね。やっぱ。

閉鎖系は確かにパワフルですがもっと手軽にブローバックを楽しめればモデルガンファンも増えるかな?


デザート。
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ずんだ餅です。
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HOTCOOLさんごちそう様でした~[わーい(嬉しい顔)]


その4
専門用語の記事、やっぱ不定期連載にして2~3個の関連パーツで説明しようと思ってるんですが、まずどのパーツの説明をすればいいのか?考え中です。

そんな訳でシリーズ「ブローバック!」も早4回目です、今回はある意味MGブローバックを超えたと言えるマルシンプラグファイヤーカートリッジのお話しです。


MGブローバックはキャップ火薬の登場で完成の域に達した。

音の大きさ、作動性、快調ブローバックだがどうしてもクリーニングをこまめにしないとその性能を維持できない。
デトネーター方式だとデトネーターに火薬カスが付着しだんだんオーバーサイズになってしまいます。
そうするとカートリッジがチェンバーに送り込まれず閉鎖不良になる、開放系最大の弱点。

そこで本体は汚れずパワーもあるカートリッジの開発を進めたのがマルシンである。MGブローバックに追いつけ追い越せで開発は進む。
カートリッジの中で撃発させパワーをブローバックに使い音だけ外に出す、そんな感じのカート作りだったと思います(あいまい)。

そして最初に登場したのがこれ。
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コマ状のプラグに紙火薬を詰め、発火させる。最初期のストレートブローバックのP38に採用されるもその数は限りなく少ない。と思った。

次に出たのがプラグに火薬を詰めるのは止めて真鍮カップ(後に樹脂カップ)を別パーツとして紙火薬を詰め発火させるタイプに変更。
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原型の完成です。初期のP38とハイパワーに採用。
プラグの穴が小さいのが特徴。

そしてプラグの穴を大きくして専用キャップ火薬を使用したのがショートリコイルのワルサーP38。
新型カート&ショートリコイルで一大センセーションを巻き起こす、マルシン渾身の1作。

プラグファイヤーの最大の特徴はキャップ火薬の向き。MGブローバックと違い後ろ向き(って言う表現でいーのか?)に詰めます。キャップそのものがガスシールを兼ねているので仕方ない。
話によるとプラグを省略したブローバックカートも試作されたらしいがキャップが持たなかったらしい。

ちなみに専用キャップ火薬の「プラグファイヤーキャップ」。東陽煙火製です。
カネコ製のMGキャップと比べると少しキャップの径が小さい。カート内で移動することを考慮されて作られています。

マルシンプラグファイヤーカートリッジ。
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上、サイドファイヤータイプ。
下、センターファイヤータイプ。

センターファイヤーになったニュープラグファイヤーカートリッジ(長い!)のプラグ、裏表がちゃんとあります。
穴に面取りがしてあるほうがフロントファイアリングピン側。表って事にします。
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面取りしてないほうがリアファイアリングピン側、内側、火薬側。ようするに裏。
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発火の圧力でキャップ底面に穴を開けるので穴にエッジが必要なわけです、ま、たいした効果は無さそうですが。


MGCに追いつけ追い越せで進んできたマルシン、もうMGCはありませんが結局CP-HWに一歩及ばず。
もう気持ち音がでかけりゃ言うこと無しなんですが構造上これ以上は無理なのかな。

前に書きましたがネジ部に問題がありますが、9mmと45サイズのカートはネジの切り方を逆にしてガス漏れを無くしました。

俺の中ではOリングとかに頼らずキャップをあくまでもパッキンとして使っているPFCの方がCPよか優れていると思います、あくまでも私感ですが。

そんな訳でプラグファイヤーカートリッジのブローバックシーンは、これまた前に記事にしたワルサーPPKでお茶をにごそう[たらーっ(汗)]


デザート。
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ハーゲンダッツクリーミー杏仁。

なぜか普通のアイスよかやわらかい。
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口に入れればふわっと広がる杏仁豆腐テイスト、うーん、美味い[わーい(嬉しい顔)]


その5
さあ!読者置き去り企画(笑)のシリーズ[ブローバック!]のお時間です!

今回はハドソンのご紹介。

MGブローバックを凌駕すべく開発されたプラグファイヤーカットリッジ。
そしてPFCを追い越せと他の会社も独自のブローバックシステムを開発して行きます。
ある種特異なメーカー、ハドソンも開発に乗り出します。

ハドソンのブローバックシステム、その名はピストンファイヤーカートリッジ、略すとPFCとプラグファイヤーと一緒です。そーゆーメーカーなんです。
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上がサイドファイヤータイプ、下がセンターファイヤータイプ。
サイドファイヤータイプのカートリッジに穴が開いていますがここがガス抜きです。この穴が評判悪かった。

センターファイヤータイプはピストンの形状が主な変更点。
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構造はMGCのCPHWとほぼ一緒ですがハドソンはピストンにガス抜きの穴が開いてます。

CPカートはあくまでもカートリッジの中でピストンが傾くことによりガスと音を開放するに対し、ハドソンはこの穴からガスと音を逃がします。

見るからにセンターファイヤータイプはCPHWのパクリにしか見えませんので性能はきっといいと思いますが、いかんせんハドソン製品は評判悪く、まともにブローバックさせるには並々ならぬ努力が必要です。
ブローバックシステムの問題ではなく銃本体に問題がありすぎるのです。

特に感じているのは私感ですが亜鉛ダイキャストの成型圧が低い?脆いんです、なんとなく。
あと各部のクリアランス、狭すぎたり大きすぎたりでスムーズに動かない。

他の会社が出さない物をモデルアップしてくれるのはありがたかったのですが火薬を使って遊ぶのが大前提、動かないのではあっという間に部屋の飾りになります(笑)。

ハドソンの営業方針にも問題があって、たしか問屋に品物を買い取らせて返品を受け付けなかったらしい。
問屋さんにはすこぶる評判悪い会社だったそうです。

カートリッジは未知の可能性を秘めていましたがハドソンも今は無く、金型引き継いだCAWはCPに変更しているのでピストンファイヤーカートリッジは歴史の闇に消えて行く事でしょう。

いつぞやの夕飯。
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ベーコン入りキノコソテー。
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バター醤油さっ[わーい(嬉しい顔)]


その6
さあ!忘れたころにやってくる、読者置き去り企画の「ブローバック!」のお時間です。
本日はまたしても歴史の闇に消えた、コクサイ製ブローバックカートリッジのお話し。

各社いろんなネーミングのブローバックカートリッジを開発する中、マルシンに次いで作動性能が良かったのがコクサイのスピンジェットファイヤーカートリッジ(長い!)。
パーツ構成を見る限りCPHWとよく似てますがまだCPはこの世に出てませんでした。
マジマジ見るとCPHWよかニューピストンファイヤーにも見える、やっぱそーゆーメーカーです、ハドソン。

さて、実際かなりのパワーと安定性がありましたが銃本体が持なかったと聞きます。コンバットマガジン誌でくろがねゆうがガス抜き加工を披露してたっけなぁ。

そしてSJFカートの改良型、と言ってもぜんぜん構造がちがう新システム、PEピストン使用のカートも登場します。

SJFはブローニング380、PEカートはコルトポケットに採用。
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上がスピンジェット、下がPEピストンカート。

PEピストンは金属パーツにパッキンではなくパッキンそのものがピストンを兼ねる中々アイデア物のカート。
性能は良かったらしいですがいかんせん本体がポケットモデル、小型オートは動かすのが難しい。

後年スーパーウエポンシリーズ(って言うネーミングだったと思う)のM16に採用されたが世はエアソフトガン時代、6mmBBを飛ばしブローバックもするスーパーウエポンシリーズも歴史の中に消えて行き、コクサイも営業の幕を下ろす。

コクサイブランドは復活しましたがリボルバーしか再販していないのでこのカートリッジも歴史の闇へと消えました。

おまけでもう1つ、マルイカートリッジをちょこっと。
作るモデルガンシリーズを展開し、新型ブローバックカートリッジまで作ったマルイ、元々はプラモデル屋、主になんだったかな?忘れましたがいきなりオートマグ(ブローバックしません)からスタート、順調に品数を増やしてゆきました。

マルイカートリッジ。
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現物無し。

ちょうど中学くらいの時ですから基本プラモデルのこのシリーズはお手軽価格で助かりました。
で、こいつにも専用キャップ火薬があるのですがMGキャップとPFキャップは、まあ、使いまわしが出来ましたがこいつはモロ専用、キャップそのものがピストンなので他に使えません。

ブローバック性能はトップクラスですがマルイはモデルガンからエアーコッキング、そして電動ガンへと進化?していったので再販は無いでしょう。





本日は暑気払いでした。
去年は「ケータイから愛をこめて」ましたが、あれは結構忙しなく、今年は食べるのに専念しました。
タン塩。
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上カルビ&上ロース。
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&ししとう(笑)。

もちろんデザート。
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カスタードプリン味。

年々食べる量が減っていっているpnでした~。



その7
だんだんめんどくさくなってきたシリーズ「ブローバック!」。今回もタナカとCMC、2社のブローバックカートリッジを一気に行っちゃいましょう。

まずはCMC。
プラグファイヤー、ピストンファイヤーと時を同じく(だったかな?)世に出たやたらめんどくさい構造のカートリッジ。
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持っていないのでイラストで。
で、このカートリッジ。トンプソンに採用されましたが作動はイマイチ。カートリッジの問題か銃本体か?
CMCはパーツフィッティングがタイトで有名だったので徹底的にすり合わせをすれば動いたのかなぁ・・・

これが原因か知りませんがミニ14に採用されたのは改良型。
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マルシンのプラグファイヤーの兄弟とも言える構造。
キャップ火薬2つを使うにもかかわらず、やっぱそんなに評判は良くなかった気がします。
これも本体に問題かも知れません。

CMC最後期の製品、M1カービン(ロータリーボルトタイプ)は結局プラグファイヤーカートリッジを使っていました。
たぶん六戸部さんつながりでしょう(笑)。

そんな六戸部さんが後年テコ入れしていたのがタナカ。まあ、設計が主ですが。
タナカのブローバックカートリッジはパラカート(何の略だったかなー)と呼ばれるABSと真鍮パーツの組み立て式から始まり結局フルメタルに落ち着く。
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メタルカートと呼ばれてますが、最近はプラ製カートは見かけません。

無駄にパーツ点数が多いのがタマにキズですが、5mmキャップ使用ってトコがある意味すばらしい。
前にも書きましたが5mmキャップの方が圧力が高くなります(何でかは知りません 笑)のでこのカートリッジはかなりの優れ物なんですがよーく見てください。

5mmCPHWと構造はほぼ一緒です。

ここで思い出して頂きたいのですがスピンジェットファイヤーもニューピストンファイヤーもCPHWと似たり寄ったりです。要はインナー(ピストン)にOリング付け、それをパッキンとしてるだけ。突き進めばみんな似たような形になるのは流体力学取り込んだ車のデザインと一緒か?。
それ故にプラグファイヤーカートリッジとマルイ式はキャップ火薬のキャップをパッキン代わりにしたアイデア物の構造です。

生き残ったシステムはCPHW系とニュープラグファイヤー。
プラグファイヤーは実用新案取れたんですがCPってどうだったっけかな?特許申請はしてたと思うが、その後どうなったっかは記憶無し(笑)。
だいたいCPはキャップピストンの略、Oリング使ってCPを騙っちゃダメだろ(笑)。

最初に特許取ったMGブローバックがそれだけすごかったって事なんでしょうかね。

いつぞやの夕飯。
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必殺のワンプレート。

ムネ肉ソテー。
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ブルーベリー黒酢ベースのソースです。


その8
そもそもリアルアクションを求められたモデルガンのブローバック。
実銃とはかけ離れた材質、実弾とはてんで比べ物にならない火薬量。そして法規制。
そんな中モデルガンメーカー各社は四苦八苦しながらモデルガンの設計をし、ブローバックの研究をしてきました。

モデルガンが下火になって久しいですが、それでも発火派は存在します、モデルガンは火薬を使って遊ぶおもちゃ。発火させてなんぼの物です。

弾が飛ばない事が大前提のモデルガンですが、やはりその雰囲気は味わいたい。
そこで登場するのがMGC製トリッキーカート(写真ありません)。企画だけだったか極少数だったか忘れましたがそんなのがあるんです。

オートマチック用でして、M9発売時にアナウンスされていました。どんな物かといいますと見た目はリアルなダミーカートなんですがチェンバー(薬室)に装填してトリガー(引き金)を引き、ハンマー(撃鉄)を落とします。
火薬は使いませんので手動にてスライドを操作し、カートリッジを排出させると弾丸部分が無く、ケース(薬莢)のみが出てくる、と言う物。
要は弾丸部分が引っ込んで薬莢部分に収まる仕組みです。

市場には出なかった気もしますが後年マルベリーフィールドがダミーカートシリーズで似たようなやつを作ったとか作らないとか。あくまでも火薬を使わない空撃ち用と記憶してます。

ですが、そんな物の存在をちっとも知らない男がリアルを求め立ち上がります(ちょい大げさ)。地獄の科学者ことlucifer7922さんです。
断っておきますがルシファーさんはガンマニアでもないしモデルガンファンでもありません、強いて言えば感傷派(だったよね)です。

モデルガン用ブローバックカートリッジは形こそリアルサイズになってきましたがどうしても先っぽに穴があります。
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フォローポイント(弾頭の1種)、ダムダム弾と言った方が有名かな?
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それと思えばそれはそれでリアルですが軍用はラウンドノーズと言ってツルンとした弾丸です。
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ラウンドノーズの弾丸にメタルジャケットを施しているのが一般的な軍用弾、フルメタルジャケット。

一般人が抱く鉄砲の弾のイメージは絶対こっちの「ツルン」タイプだと思います。
ルシファーさんが求めたリアルとはマガジン(弾装、字、合ってるか?)にカートリッジ(弾、でいいか)を詰めて銃本体に装着、スライドを引き発火。そこまでのプロセスに全てを注いだ、と思う。

もともとモデルガンは銃口からこっち(射手側)の世界なので大正解です。
そんな訳でType-Xが送られてきたので紹介したいと思います。

が、前フリだけでこんな長くなったので後半に続く。


Type-Xの最大の特徴はその外観。
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どう見てもダミーカート。

左は一緒に送られてきたCPタイプ、穴が開いてます。
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よく磨き上げてますねー。

本当はダミーカートじゃない?とか実弾だろ?と思われちゃ困るので分解してみましょう。
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ケツにネジがあります。

外します。
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ここに平玉化したキャップ火薬を収めます。

で、奥にまたネジが。
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外すと
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これがピストンに相当します。

で、弾頭が外せます。
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構造分るかな?
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パーツ点数は4点です。

ピストンに相当する棒と弾丸がネジで繋がってます。
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チェンバー(薬室)にはフロントファイヤリングピンはありません、弾丸部分が引っ込んで火薬を発火させます。
いつものようにカートリッジ内で作用反作用が起こります、が、弾丸部分はある程度のストロークを動ききったら止まります。
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念のため言っておきますが弾丸は発射されていません、てか出来ません、そう言う構造です。

で、このシステムの最大の弱点はカートリッジの全長がブローバック後に伸びてしまう事。
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これをなんとかすれば小林太三ですら成しえなかった究極のリアルブローバックカートリッジの完成なんですが・・・

最初のType-Xの動画でずいぶんもめたらしく、それでモデルガン業界に嫌気が差してルシファーさんは発火動画から手を引きました。

けど震災で再び立ち上がります。

それではルシファーさんの感情移入たっぷりの動画をどうぞ。

最後の合掌が気になります。

ルシファーさんは最後って言ってますが上記のようにこのカートリッジは未完なんです、絶対。
皆さん!ルシファーさんのトコに言って続けるようにとコメントを(笑)。

いつぞやの夕飯。
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そうめんばっかだな[たらーっ(汗)]
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いかが・・・いや、聞くのはやめよう(笑)。
新ブログで用語解説の連載をしよう、うん。

次回はいよいよ僕の細道最終回、何書こうかな(笑)。



意思 [僕の細道]

おちゃらけお気楽ヘラヘラ記事満載の当ブログですがまともな事も書いてるつもりです。

そんな訳で今回は新・三宅島奮戦記から「そこに灯りがともる時」と東西南北隅に立て!から「それでも人はそこに居る」をお送り致します。




「新・三宅島奮戦記その4 そこに灯りがともる時」
今回の現場はヘリポートに隣接する避難所でした。
噴火と津波、ガスと放射能の違いはあれど、参考のためでしょうか福島の関係者が見学に来ました。



一部を除きガスの影響はありませんが
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未だ枯れた(?)木が点在してます。
てか、ただ単にそのままにしてるだけだと思います。伐採処理の費用とか大変だろうし。

しかし、目の前にある現実。
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三宅のシンボルでもある雄山、活火山と言っていいでしょう。

そしてその建物には
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電光掲示板です。
島内にはガス警告灯が設置してあり、レベル1~3(だったかな)で屋内待機とか避難とか分かれてます。

三宅島の場合、ここの所ほぼ20年周期位で噴火してる。下手すりゃあと8年たったら噴火だ。けど、多分それを見越した上での改修工事が続いているのだろう。

果てしなく続く復興作業。

あと8年で20年=もう噴火から12年です。
5年もの間、民間人は立ち入っていないので避難解除から7年、7年経ってます。
それでも噴火前に戻っていません、特に今回の噴火は大きかったので避難期間が長すぎた。

噴火後に島外で生まれた子供は島に対して思い入れなんて無いだろうから、そんな子を持つ親はおいそれと帰れないだろう。生活基盤は本土だろうし。

それに立ち入り禁止は解除されましたが未だに硫黄臭漂う高濃度地区には人は住めません。

住めませんが
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覚えていますか?「もう頑張れない」って書いてあった家です。
この家にもやっと人が帰ってきたようで。住んでるのかは分かりませんが・・・

この区域にはほったらかしになっている家が多々あります。
そこに灯りがともる時、ようやく島に普通の生活が戻るんだろうな。







「東西南北隅に立て!その59 それでも人はそこに居る」
1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年6月18日 晴れ後曇り?。

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川原を出て野母半島(と言うかは知らんが)を回りR34に乗る。
途中の権現山展望公園で休憩中、じーさんが二人居たのだが、私の方を見ながら「こんなバイクもう無くなっちまうんだろ」「自衛隊が海外行ったらみんな持っていかれちまう」

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二人は私に聞こえるように言ったのか地声が大きいのか知らんが戦中派にとって海外派兵というものは、やっぱあの頃を思い出すのであろう。
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R251に乗り換え島原半島(と言うのかは知らん)を目指す。
途中でのり弁大盛を買い、Uターン用の路肩にバイクを止め横の原っぱで食べようと思ったら灰だらけ。
火山灰である。どこかは分からないがまだ島原半島に入って無い筈なのに・・・
まいったなぁ、と思ったら何故かバイクが倒れた。
サイドスタンドがあまかった?ミラーが少し欠けてしまった。

大声で独り言を言いまくりながら弁当を平らげR57を経て再びR251で南下。
島城跡にて暫し歴史に思いを馳せる。
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悪政に立ち向かった農民たちはどんな思いだったのだろうか。

そして水無川を渡る。
水が無い、何処もかしこも灰だらけ。むやみに立ち止まらないよう看板が立っていた。
普賢岳を見上げると恐怖が身を包む。
自然より人間の気まぐれな狂気の方が怖いと思っていたがこの目で町を見てその場に居るとやはり自然の方が怖い。

人には立ち向かえるが相手は地球、マグマであり雨である。

「そう簡単には崩れんけどねー」
笑いながらガソリンスタンドのにーちゃんは言っていた、そんな遠くない所から火山性ガスが噴出しているのに・・・

灰にまみれ、ガスが吹き出ていても、それでも人はそこに居る。

生まれた町、好きな町。
いろいろ理由はあるだろうけど、ここの人にとってこの町は自分の町、生きてきた、そしてこれからも生きて行く町なんだろう。

感慨深い中、長浜海水浴場の海の家に勝手にテントを張る。雨がぱらついていたが夕日が見える。
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湿った風ではないので明日は大丈夫だろう。


自分の中の何かが変わった、そんな気がした1日だった。





いかがでしたでしょうか?
今もなお、帰りたい場所に帰れない人がいます。この国の政治力には愛想が尽きましたが人の力は、意思は不滅と信じてます。