SSブログ

東西南北隅に立て!その97 潮時 [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月25日 晴れ

四万十はいささかがっかりだったが気を取り直し足摺岬へと向かう。
県道で中村に出てR439、R56でR321に乗る。
m_FH030002-316f7.jpg

土佐清水で県道に乗り足摺岬。
m_FH030003-9ec7e.jpg
m_FH030004-04429.jpg
m_FH030005-51697.jpg
m_FH030007-cb953.jpg

確かに綺麗な水なんだが北海道や沖縄と比べると「いかにも感」が漂う観光地のような気がしてならん。
もちろん北海道にも沖縄にも「いかにも感」漂う場所はたくさんあるのだが、どこかが違う。
特に南国ムード、沖縄行った後ではちょっと偽物(失礼です)っぽい。

東西南北の隅には立った事だし、この旅もそろそろ終わりにするか。


さあ、帰ろう。


R32に戻り宿毛へ。R56で一気に松山、一人キャノンボールの復活。

疲れを癒すべくビジネスホテルへ。
m_FH030008.jpg
素泊まりの帝王復活。



東西南北隅に立て!その96 最後の忘れ物 [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月25日 晴れ

夜中テトラポットと間違えられるわ花火バンバンやられるわコンクリの上だから熱持っちゃってテントの中暑いのなんのってありゃしない。寝れねーよ!

と思いながら結構寝た。
そして朝日と共に起き、うだうだしながら出発。

まずは坂本龍馬さんにご挨拶。
m_FH020029-cd41e.jpg
m_FH020030-822ae.jpg

市街に出てR56に乗る。
四万十を目指し突っ走る。
m_FH020031-f0d4a.jpg
窪川でR38(?)に乗り四万十川
m_FH020032-3911f.jpg
最後の清流をさかのぼってみる
m_FH020033-2a9a6.jpg
m_FH020034-dfaf2.jpg
m_FH020035-7779e.jpg
m_FH020036-1058c.jpg
手付かずの清流と聞いていたが途中コンクリで整備だか補強だかしてるとか。
ま、こんなもんだろ。

25日後編へ続く




東西南北隅に立て!その95 吹く風虚しく [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月24日 晴れ

朝日を浴びたテントの中は暑い事暑い事。季節は夏なんだなぁ。

で、県道にて早速「1番さん」こと霊山寺に行く。
m_FH020019-3f1c3.jpg
まるで祭りの如く幟が立ち並び、派手な彩色の装飾を見て一気に熱が冷めた。

続く2番さんも同様・・・

八十八か所巡りは止めだ、観光地化し過ぎだろ。つまらん。

適当に走りR11に出る。
m_FH020021-4ac32.jpg
徳島でR55に乗り突っ走る。
m_FH020023-7fb6f.jpg
m_FH020024-4ec2d.jpg
室戸岬もサラッと流す。
m_FH020025-1d19b.jpg

中岡慎太郎さんに挨拶して
m_FH020026-121d8.jpg
高知に入る。

そして桂浜のどこかでテントを張る。
m_FH020028-04a4e.jpg
コンクリートの上って不安定だな。

四国九州を回ってから沖縄へ行った方が良かったかなーとつくづく思う1日でした。





東西南北隅に立て!その94 そして四国へ [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月23日 晴れ

朝起きて分かったがとんでもない所にテントを張っていた
m_FH020017-3eaf8.jpg
何となく隅っこに張っておいて良かった。下手すりゃ轢かれてたな。

R2に戻り日陰のある適当な所でハガキを書く。
倉敷でR430に乗り換え海沿いの道に出る。本当は瀬戸大橋渡ろうかと思ったが止めてそのまま玉野へ。

フェリーにて四国は高松上陸。
銀行で金を下ろしR11で鳴門へ。市街地を抜け岡崎海水浴場で勝手にテントを張る。
m_FH020018-9a656.jpg

明日から八十八か所巡りだな。



東西南北隅に立て!その93 復活 [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月21日 晴れ

連泊を決め込みバイク屋に向かう。
どうやら梅雨は明けたらしい、テレビは見るもんだな(笑)。

さてブレーキパッドですが、在庫があったのでその場で交換。助かった。

慣らしついでに少し走り宿に戻る。



7月22日 晴れ

少しは体も軽くなり、財布も軽くなったがいざ出発。
R188で岩国へ向かう。
m_FH020003-89cf2.jpg
右手が写り込んでます(笑)

R2に乗り換え広島を目指すがせっかくなので厳島神社に寄ってみた。
m_FH020004-283e5.jpg
m_FH020005-1b08c.jpg
m_FH020008-645ca.jpg
m_FH020009-715ed.jpg
鹿が普通にいるんだねここ。

そして広島
m_FH020015-da837.jpg
原爆ドーム、ここ来たかったんだぁ。

R31に乗り広でR185、そして突っ走る。
が本州太平洋側ってなんだかなぁ、景色がつまらん。

三原でまたR2、尾道の駅で寝ようかと思ったが諦め県境の大門駅に向かうが探しきれず。

面倒なので山間の工事中らしき道の空きスペースにテントを張る。

寝れるのか?




東西南北隅に立て!その92 取れない疲れ [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月20日 晴れ

重い体を無理やり動かし宿を出る。

R10で日出、そこからR213で宇佐。
再びR10で北九州、R3で門司。R2のトンネル通って本州に入る。

R2、R190の繰り返しで徳山へ。
m_FH020001-052ef.jpg
これが徳山の城なのかは不明(笑)

宿を探すため駅へと向かう。素泊まり¥3500を見つけチェックイン。

が、今度はブレーキパッドが限界のようだ。
m_FH020002-98052.jpg
また連泊かな?





東西南北隅に立て!その91 先行き不安 [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月19日 晴れ

朝は曇っていた。
どっと疲れが出たらしく体を動かす気になれん。歩く事もままならない。連泊を申し込む。

バイクを置いて町に出る、大分市街はあまり見る所が無い。
重い足を引きずりながら薬屋を探す、やけどをしているのである。
m_FH010035.jpg
先日の写真ですが、時計の痕分かりますかね?腕時計外して走ってたらそこだけ妙に焼けてあっという間に水ぶくれ。

ジュクジュクヒリヒリでたまらないので塗り薬を買って宿に帰る。なんとバイクの駐車代を請求された。

さ、ゆっくり寝んべぇかね。




東西南北隅に立て!その90 疲れ [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月18日 晴れ時々曇一時雨。

夜、パラっと雨が降った。

で、朝もパラっと降った。

んで、もう降りそうにないので
m_FH010027.jpg
出発。

R220を突っ走る。
m_FH010028.jpg
振り返って1枚撮ったと思う。

串間で県道に乗り都井岬へ。
m_FH010029.jpg
つまんないのでさっさと出発。山の景色は良いです。

南郷で再びR220、日向灘を北上。
m_FH010030.jpg
m_FH010031.jpg

宮崎に入り、宝くじ売り場があったのでサマージャンボの情報を仕入れる。
R10に乗り換えひたすら北上。

延岡でR388。
m_FH010032.jpg
国道とは思えない怖い道(と、日誌には書いてある)。

大分に突入、ひたすら走る。
m_FH010033.jpg
ここどこだろう?

佐伯でR217、臼杵で間違えて有料道路に乗りR197に出る。

そして大分市内に入り、シケコミ宿の様な安宿に入る。1泊¥2200ナリ。

Gパンの膝に穴が開いているんだが
m_FH010037.jpg
焼けてるなぁ。

安いから連泊しようかな。疲れてきている・・・



東西南北隅に立て!その89 佐多岬 [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月17日 曇時々雨のち晴れ。

本土に戻って来た、九州上陸である。

R10を走る。
m_FH010020.jpg
噴煙凄い。

国分でR220に乗り
m_FH010021.jpg
桜島をちょろっと見学。灰で滑りそうで怖いがそんなでも無かった。

このまま海沿いを走る、ちょいと県道走り、R269に乗る。
目指すが佐多岬。
m_FH010022.jpg

日誌には書いて無いが確か最後の最後で有料道路になるんだよ。
m_FH010023.jpg
到着。
m_FH010024.jpg
m_FH010025.jpg

とっとと引き返し大根占でR448に乗り換え日南海岸に向かう。この道は良い。

途中ちょいと迷子になりながら無事R220に乗り志布志湾に出る。
大崎のくにの松原で営業しているキャンプ場を見つけ入る事に。

が、誰もいないので水道で頭でも洗うか。




東西南北隅に立て!その88 船の上 [バイク]

1991年9月、会社を辞めてもう1度旅に出ました。忘れ物を探しに・・・

1992年7月16日 晴れ。

港にて野宿なんだが、蚊がジーパンの上から平気で刺してくる。南の昆虫恐るべし。
m_FH010018.jpg

で、確か昼位の出発だったと思うが鹿児島行のフェリーに乗る。
m_FH010019.jpg

しばらくデッキで海を眺めながら時間を潰し、船室に行ってみると俺の居場所が無い。
荷物を置いた棚の前が寝床なんだが横幅が全然無いので隣のにーちゃんがはみ出まくっている。

物理的にもデカい人なのでもーちょいそっち行ってくれ、と言っても焼け石に水なので船内を散策後、夜になって喫煙所の長椅子で寝る事に。

明るいと寝れないんだよね。